【方源】『医林改錯』：

【組成】当帰・生地・紅花・牛膝 3　桃仁 4　枳殻・赤芍・甘草 2 　　　　　　桔梗・川弓 1.5　柴胡 1

【功用】『方剤学』：活血去於・行気止痛

【臨床挙例】　（１）原発性痛経　『浙江中医雑誌』（1984; 6: 270）：

　本方にて原発性痛経７０例を治療した。
年齢は１７〜３７歳だが、２１〜３０歳が最も多かった。
うち既婚者が１８例、いずれも妊娠経験はなかった。
未婚者は５２例だった。
治療後、３４例が治癒（腹痛が消失した）。
妊娠経験のない者は妊娠した。
３１例は好転した（腹痛が軽減した）。
５例が無効だった。

（２）乳腺増生症　『天津中医』（1986; 5:18）：

　本方にて乳腺増生症１０４例を治療した。
年齢は１７〜５１歳。
うち２０〜４０歳が８５例を占め、８１．７％だった。
両方にある者は４３例、片方のみの者は６１例だった。
月経前に乳が脹る者は５９例、月経に関係がない者は４５例だった。
殆どは２０〜３０剤を服薬して、治癒した者は６５．４％、
乳塊が１／２以下に縮小した者は２６％だった。
無効が８．６％。

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