体質と病気


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( 8)   97/05/09 09:31

中医では「六気の外邪には陰陽相反するものがあり、
人身の陰陽にも強弱いろいろあるから、その発病の
仕方には一定の法則がある」と考えています。

例えば腎気が弱い人は抵抗力が無いために人よりも
よけいに外邪(風寒・風熱)を受けやすいものですが、
その感冒の時にでも陰陽違った現れ方をします。
腎陰虚の体質だと往々にして咽喉痛・扁桃腺炎という
風熱病となり、これは陰虚内熱の体質に起因し、
繰り返してなかなか治りにくいものです。
一方、腎陽虚の体質だと上呼吸道に風寒を感受して、
くしゃみ・鼻水・咳嗽などとなって現れます。

当然、腎の陰陽両虚の体質もあるわけで、
これら体質に起因する病気は体質を改善しない限り
根本的な治療法とはなりえません。

(中国医学網 より)
http://www.sino-medicine.com/